色鉛筆画を描く時、色鉛筆さえ持っていれば絵は描けます。
それだけでもいいのですが、持っていると便利なもの。
ワンランク上の仕上がりにできる道具があります。
それをご紹介していきます。
消しゴム
消しゴムなんて持ってるよ!
と思われたかもしれませんね。
でも消しゴムでも色々あるんです。
一つ目はペン状の消しゴムです。
シャープペンのようなノック型で、
ペンの上をノックすると、シャープペンのように鉛の芯ではなく消しゴムが出てきます。
細かいところをピンポイントで白くすることができますし、
細い線を描くこともできます。
製図用電動の消しゴムはさらに使いやすいそうで、軽い力で難なく消えるそうです。
近々手に入れたい一品です。
二つ目は練り消しです。
子どもの頃遊ばれましたか?
そう!あれです。
消えることに特化していただきたいので、真面目な練り消しを購入しましょう。
画材として売っています。
練り消しは薄い下書きの線なら、紙を傷めず消すことができます。
擦るより、軽くなぜたり、とんとん叩くようにして使います。
消しゴムだと消しすぎてしまって変になってしまうなあ~というとき、
練り消しを使うと色を消しすぎず、ちょうど良いかげんになります。
例えば、リンゴを描いた時に光っている部分があります。
全面色鉛筆で真っ赤に塗ったリンゴの一部に練り消しを押さえつけ、色を抜き取ります。
抜きすぎたところは色鉛筆で少し調整します。
こうしてリンゴのハイライトを作ります。
鉛筆削り
鉛筆は使っているとすぐにちびます。
細部細かい絵なら常にピンピンを保ちますし、そうでなくても削るタイミングは訪れます。
鉛筆削りは電動のものと、手動の物両方使っています。
電動は早く尖がらせて使いたいときに、すぐ削ってくれて便利です。
手動のものは100均のあるような手で鉛筆をぐるぐる回して削るものや、単純にカッターナイフを使います。
手回しで削るものは、小さくなった色鉛筆を削るのに使っています。
この色がどうしても欲しいけど、電動削り器では埋もれてしまいそうだし、買い置きもない!
というとき必需品です。
カッターナイフは自分が好きなように削れます。
ピンピンに削ることもできますし、ちょっと太めに削ることもできカスタマイズ自由!
一本あると重宝しますよ。
フィキサチーフ
最後はフィキサチーフです。
色鉛筆で描いた絵は残念ながら永遠ではありません。
保管の仕方によってはすぐに色あせます。
強くこすれば周りの色と混ざったり、鉛筆成分は剥がれます。
そんなに強くこすらなくても、軽い摩擦が積もればパッとしない色になります。
そんなことを少しでも防ぐため、専用の定着剤があります。
私が使っている定着剤には、
乾燥後の皮膜が強く定着力が秀れており、作品のマチエール(素材、材質のこと)
と色を損なうことがありません。
と説明されています。
使い方は簡単。
新聞などの上に作品を置き、作品から30センチほど離れてまんべんなくスプレーします。
作品が濡れますので、その場に置いたまま乾かします。
そう待たなくてもすぐに乾きます。
独特のにおいがあるので、なるべく屋外で行いましょう。
乾いたあともあまり強くこすることは控えましょう。
![](https://kokeiroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/PXL_20210701_024240692-768x1024.jpg)
値段は1本1000円ほどです。
定着剤もいくつかあるので、何の道具で描いたものに使えるのかを確認してから購入してください。
写真は、木炭、コンテ、鉛筆で描かれた作品画面を保護できますと注意書きがありました。
パステルにも使ったことがありますが、にじみなども気にならず使用できました。
大切な作品を保護するためですから、作品の端のほうで試してから使用するほうが安心です。
![](https://image.moshimo.com/af-img/0032/000000001234.gif)
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