イラストを描くときに愛用している色鉛筆を紹介します。
色鉛筆なんてどれも同じでしょ?
と思われるかもしれませんが、全く違います。
それぞれに特性があるし、中には絶対買わないでほしいひどい品質のものもあります。
三菱色鉛筆880
学童用にもよく使われる色鉛筆です。
1本単価60円程度と手ごろ。
始めはこれの36色で描いていました。
描きやすいし初心者には十分です。
良く発色しますし、混色もできます。
ただ、濃く塗ろうとするとワックス成分がつるつるテカリます。
テカるほど塗ると混色はできないので注意です。
めっちゃ濃いのが好きじゃなければ気にはならないかなと思います。
芯は固めでぴんぴんに尖がらせて線を描くと、細いピンとした線が描けます。
逆にぼやかすのは苦手です。
芯は折れにくくちびりにくいです。
だいたいどこにでも売っているので、無くなっても補充もしやすいので助かります。
あと、難点は色の数です。
どうしても白じゃない白が欲しくなり色数がたくさんあるメーカーを探しました。
油性と水性
色鉛筆には油性と水性があります。
他の物を購入しようと大型の画材屋に行ったとき、ここで迷いました。
まず、自分の色鉛筆はどちらなのかもわからなかったのです。
答えは油性でした。
水性は水彩色鉛筆という商品で、水に溶け、絵の具を使ったような仕上がりになります。
濡れなければ、芯が柔らかい普通の色鉛筆と同じように使用できます。
一方、油性は一般的な色鉛筆の事です。
水に濡れてもにじむことはありません。
どちらがいいというものではなく、
自分が表現したい作品によって、使用する色鉛筆を変えると良いでしょう。
例えば、毛の1本1本まで描きたいので油性を使うが、背景は水彩を使うとかがわかりやすいと思います。
一つの作品は一つの画材しか使ってはいけないということではないので、自由に描きやすい方法で組み合わせると良いでしょう。
ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆
油性と水性がわかったところで、画材屋で色数が一番多かった、ファーバーカステルの油性バージョンにしました。
欲しかった白っぽい白が何色もあり、重宝したからです。
店舗には約50色ほどおいてありましたが、ネットで見ると120色セットなるものが売られています。
同じファーバーカステルで油性と水性それぞれに赤い缶、青い缶、緑の缶が売られています。
とてもややこしいのですが、生産元が違っていたり、発色物質の含油量が違っています。
赤缶は学童用です。値段も手ごろ。
青缶以上が大人やプロ仕様となります。
緑缶の色鉛筆は1本300円オーバーですが、その分描き心地が良く、気に入っています。
色鉛筆の描き心地は人によって賛否が分かれるところです。
バラ売りが手に入るのであればバラを購入して試してみる方が、失敗は少ないと思います。
↑36色あれば色んなものが描けます。
使ってみようかな?という方はこちらをどうぞ。
絶対買わないで!
これから、絵を描くぞ!という人がまあ買わないだろうと思いますが念のため・・・
100円均一の色鉛筆は買わないようにしましょう。
子どものお絵描きにさえ適しません。
描いた感じ、発色せず色がかなり薄いです。
芯もすぐ折れるのですごくイライラしてしまうと思います。
初めから高級な画材を買いそろえる必要はありませんが、
安いからと言ってなんでもいいわけではないのです。


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