苔アトリエWindwing

苔アトリエ

苔テラリウム

皆さんは、苔をご存じですか?

苔(こけ)と読みます。

じめじめした道端で見かける、緑色のあまり目立たない植物です。

あまり土がないところでも生えていて、ちょっと不思議な植物が苔です。

乾燥した場所では、カサカサしていて、生きているのかどうか心配になる状態で居ます。

湿気が多いところではそれはみずみずしくつややかで、青々としています。

このような苔を、自宅でも手軽に鑑賞したい。

もっと大きく育ててみたい。

小さな苔庭にして楽しみたい。

これらの要望を叶えてくれるのが苔テラリウムです。

苔テラリウムはガラス容器にお気に入りの苔を入れ、苔にとって大切な湿気を保ったまま生育できる優れた栽培方法なのです。

苔の相性

苔は100種を優に超える種類があり、住んでいる環境も、形も必要な湿度の条件も様々です。

例えば日陰を好み湿気がたくさん必要な苔と、直射日光を避ければ外に置いていても大丈夫な苔を、容器に入れてテラリウムにするとどうなるでしょう?

容器の蓋をしてあまり日が当たらないところに置いていると、後者の苔の調子が悪くなります。

一方、容器の蓋を開けて適度に日の当たる窓辺に置いておくと、今度は前者の苔の調子が悪くなります。

苔には相性があるのです。

難しく感じるかもしれませんが、相性さえ合わせてしまえば日頃の手入れは簡単です。

蓋をするタイプのテラリウムは3日に1回霧吹きで水をやるだけ。

ガラスが曇ったり水滴がつくなら、湿気を逃がすために少しの間蓋を開けてあげるだけです。

ワークショップでは専門技術が必要な苔の相性や植え方をレクチャーしているので、難しく考えずに相性のよい苔テラリウムを完成することができます。

苔テラリウムワークショップ

当アトリエは兵庫県姫路、加古川、高砂、たつの地域で開催されている、○○マルシェや○○市などのイベントに不定期で参加しています。

完成された作品を売っている横で、その場でお客様にも作っていただける苔テラリウムのワークショップを行っており、毎回好評いただいております。

ワークショップでは、S.M.Lのサイズの容器をご用意しています(入荷の都合でデザインは一定ではありません)。

サイズによって価格が違います。

色々ある苔の中からお好きな苔を1~数種類選んでいただき、ご自分でレイアウトを考えて植えていきます。

カラーの砂で砂浜をイメージしたり、大きめの石を置いて岩場を作ってみたり、一種類の苔を前面に植えて草原にしてみたり。

小さな小物を置いて世界観を作るとさらに楽しめます。

何もレイアウトが思い浮かばない!という場合は、売り物を見て真似をしていただいたり、

イメージがあるのであれば、どう作ったらよいかもアドバイスさせていただいています。

子どものお客様も多く、

頑張って作ったけど、変になっちゃった!

なんてトラブルにもきっちり手直しさせていただくので、きれいな作品をお持ち帰りいただけます。

ハサミやピンセットなどの用具もすべてそろっており、手ぶらでお越しください。

ただし、繊細な割れ物商品ですからお持ち帰りの際は注意が必要です。

梱包もしていますが、あまり揺さぶらないように平行にお持ち帰りください。

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